弁護士の中には、「刑事事件なんか、弁護士なら誰でもできる」と言う人がいます。
しかし、それは、違います。
そう言う弁護士自身や、その弁護士が見てきた弁護士は、「誰でもできるような弁護」しか行っていないのでしょう。
けれども、刑事弁護は、弁護士としての高い知識や技術が不要な分野では決してありません。私は、むしろ、刑事事件は、弁護士の扱う事件の中でもその力量が最も問われる分野の一つだと思っています。
そして、刑事弁護における力量とは、弁護の内容が的確で高い技術に裏打ちされていること、依頼者や事件に誠実であること、依頼者やその家族に対して親身であること、だと考えています。「誠実で質の高い弁護」「親身な対応」は私の想いそのものです。
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ご依頼を受けて、急いで警察署に接見に行くと、逮捕・勾留されている方はホッとした表情をされます。
これは、私の話の内容が特別なわけではなく、また私のただずまいが安心感を与えるわけでもないと思います。
突然、逮捕・勾留され、警察官の取調べを受けることは、非常に辛く孤独な状況です。そのとき、できるだけ早く接見し、刑事弁護人として「私はあなたの絶対的な味方です」ということを伝えるだけで、逮捕・勾留されている方は安心されるのだと思います。
そのホッとした顔を見ると、私もひと安心するとともに、刑事弁護人の職責の重さを再認識し、この方のために最善の結果を得られるように全力を尽くすことを決意するのです。
私の刑事弁護活動は、いつもこのように始まります。
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今,これを読んでいるあなたは,ご自身又はご家族等身近な方が,犯罪の嫌疑(疑い)をかけられていているのではないでしょうか。
ほとんどの人にとって刑事事件とは,報道で見聞きしたことはあっても自分や家族等の身に起こる事とは思っておらず,実際にそうなった場合にはどう対処していいか分からないものでしょう。
警察等から身に覚えのない嫌疑をかけられることもあります。警察等に対して被疑者(嫌疑をかけられた方)が一人で戦う事はとても辛いことで,弁護人の存在が必要不可欠だと思います。また,嫌疑自体には間違いがなくとも,迅速かつ適切に対処することで,早期に身体拘束から解放されたり,起訴を免れる事もあります。この場合にも,やはり弁護人の存在が大きくものをいいます。
不幸にもあなたの身の回りで刑事事件がおこったら,まず第一歩として,いい弁護人を探して下さい。いつでもご相談に乗ります。
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