傷害事件で示談そして不起訴。

その方とは、ある法律相談で出会いました。

 

傷害罪で逮捕され、そして、いったん釈放され、その足で法律相談にいらっしゃったとのことです。そして、事件当時お酒に酔っていたとのことで、とても反省していて、今後の処分についてとても不安に感じているようでした。

私は、今後の手続きの流れを説明した上で、この事件では、被害者と示談をすることがとても重要であることをお伝えしました。この時点では、まだ何の解決もしていませんが、方向性が見えたため、ご相談者の不安がかなり解消されたようでした。

 

そして、さっそく相談の翌日には、被害者の方に電話し示談の申し入れをしました。被害者の方への示談の申し入れは、これまで数多く経験していますが、決して慣れることはありません。毎回緊張します。それは、示談の成否が刑事処分(起訴不起訴、量刑)に大きく影響することが多い一方で、被害者の方は犯罪に巻き込まれて怪我をするなどの理不尽な目に遭っており、当然ながらその被害感情は強く、小手先のテクニックなどは通用しないからです。

今回も大変緊張しましたが、被害者の方のお話を真摯にうかがい、こちらの事情もご説明することで、被害者の方にご理解いただき、無事示談していただくことができました。

 

そして、検察官に対し、示談を報告するとともに、不起訴処分にするように申し入れを行ない、結果、不起訴処分を獲得することができました。

不起訴処分をご依頼者にお伝えすると、ご依頼者は本当にホッとしたご様子でした。

今回のような傷害だけでなく、刑事手続において示談は非常に重要です(特に痴漢、盗撮、強制わいせつ等)。当事務所の弁護士は、示談経験が豊富です。まずは、ご相談ください。

<早川>

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